UTXO
UTXO(Unspent Transaction Output)とは、特定のブロックチェーン上で所有権を表すトランザクション(取引)出力のことを指していて、未使用の部分のことです。
トランザクションには、入力と出力が存在してます。
入力は以前のトランザクションの出力を参照し、新しいトランザクションの出力につながっていて、UTXOは、未使用のトランザクション出力のことを指しています。
例を使って説明します。
仮想通貨をAさんからBさんに送る場合、Aさんは以前のトランザクションの出力(UTXO)を使用して新しいトランザクションを作成します。
この新しいトランザクションの出力(UTXO)は、Bさんの所有となります。
ここで重要なのは、UTXOは一度使用されると二度と使用できないという点です。
つまり、UTXOは消費されると同時に無効化され、新たなUTXOが作成されます。
また、UTXOは分割することもできます。
例えば、Aさんが10仮想通貨を持っていて、Bさんに5仮想通貨を送る場合、AさんのUTXOを5仮想通貨分消費し、新たなUTXOを作成します。
その結果、Aさんは残りの5仮想通貨を持つ新たなUTXOを持つことになります。
つまり、UTXOをわかりやすく言ってしまうと、自分が持っている仮想通貨の残高ということですね。