なんて呼べばいいの？【仮想通貨、暗号資産、クリプト】
はじめに
仮想通貨の世界では、複数の名称が使用されており、混乱してしまう初心者の方もいるのではないでしょうか。
代表的な名称としては、「仮想通貨」、「暗号資産」、「クリプト」がありますが、これには歴史的な経緯や法律的な規定、業界の用語などが関係しています。
実際には名称が違うだけで、同じことを指す場合が多いので自分の好みで使ってしまって問題ないと思います。
当サイトでは初心者の方にも理解しやすい仮想通貨という表現を使用することが多いですが、個人的にはクリプトという表現を使う頻度が多いです。
一般的に「仮想通貨」が理解されやすい
「仮想通貨」という名称が一般的に使用され、広く理解されやすい理由には、その語感や表現が一般的な通貨と似ていることが挙げられます。
また、仮想通貨はデジタル上で取引される通貨であるため、「仮想」という言葉が付け加えられることで、デジタル性を強調し、区別化された名称としても機能しています。
法令上は「暗号資産」
法律的な規定においては、「仮想通貨」から「暗号資産」に名称変更が行われた経緯があります。
これは、国際的な議論の場において、「crypto-asset」（暗号資産）との表現が用いられつつあったことや「仮想通貨」の呼称は法定通貨との誤解を生みやすいことなどが変更の理由と言われています。
「クリプト」の名称が使用される理由
さらに、「クリプト」という名称が仮想通貨を指す際に使用されることもあります。
これは、「cryptography（暗号技術）」の略称であり、仮想通貨がブロックチェーンという暗号技術を用いて取引履歴を記録し、セキュリティを確保していることを強調するために使用されることがあります。
あとはクリプトという表現がなんとなくWeb3.0っぽいから使っているという方も多いのではないでしょうか？
まとめ
仮想通貨の名称についての注意点のポイントを以下に記載します。
1.複数の名称が存在することを理解する
「仮想通貨」、「暗号資産」、「クリプト」などの異なる名称があることを認識し、それぞれの名称の特徴や用途を理解することが大切。
2.文脈に注意する
異なる名称が使用される場合でも文脈によっては同じ概念を指している場合がある。
情報を収集する際には、文脈を確認し、正確な意味を理解するように心掛ける。
3.最新の情報を参照する
仮想通貨の業界は急速に変化しており、用語や法律的な規定も変わることがある。
最新の情報を確認し、正確な情報を得るよう注意する。
以上で仮想通貨の名称について仰々しく記述してきましたが、日常使いでは使う側の好みの部分が大きいと思うので、「好きに使えばいいじゃん。」というのが正直なところです。
