詐欺プロジェクトを見破ろう!初心者でもできる簡単な見分け方
はじめに
現在のWEb3.0業界は残念ながら、詐欺やハッキングなどの被害が多発しています。
特に初心者の方は詐欺にかかる可能性が高く、そのことが原因で怪しい業界というイメージも少なからずあることは残念に思います。
今回は主な注意点についてポイントを絞ってまとめました。
自分自身で詐欺プロジェクトかどうかある程度見分けがつけられるように防御力を高めていきましょう。
チームの信頼性を確認する
詐欺プロジェクトでは、架空のチームを用意することが多いです。
そのため、チームの信頼性を確認することが大切です。
実在する人物であるか、その人物の経歴や業績があるかなど、情報を調べてみましょう。
詐欺が横行している業界であるので、きちんとしているプロジェクトであればそのことを理解しているためチームの顔写真や経歴などは公開しているはずです。
ホワイトペーパーを読む
ホワイトペーパーとは、プロジェクトの概要や目的、ビジョンなどが記載された資料のことです。
詐欺プロジェクトでは、コピペや文法の誤りなどが多いです。
また、内容があいまいで具体性に欠ける場合もあります。
必ず、ホワイトペーパーを読んで、内容の信憑性を確認しましょう。
資金の投入を検討しているのであれば、トークン(そのプロジェクトが発行する仮想通貨)情報について注意してみることは重要です。
発行枚数や運営のトークン保有比率、初期価格設定等をみることにより、大まかにではありますが時価総額やチームのプロジェクトに対する姿勢が見えてきます。
例えば、チームがトークンの大半を保有しているようなプロジェクトだと、トークンの価格が上昇したところでチームがトークンを売却すれば運営が儲かるため、構造上そのようなインセンティブが働きやすくなります。
公式サイトや公式SNS確認する
詐欺プロジェクトでは、偽の公式サイトを作成していることがあります。
そのため、公式サイトのURLを正確に確認し、偽物でないかを確認しましょう。
Twitterでたまに見かける現象として、公式よりも偽アカウントの方がフォロワー数が多い現象があったりするので、公式かどうかはよく調べてからフォローやブックマークをしましょう。
常に疑う
精神論になりますが、常に疑がってかかる精神はとても重要です。
少し慣れてきてから、そこそこ信頼できる情報を手に入れると盲目的に信じてしまうようなことは本当によくある話です。
信頼に足る情報かどうかを俯瞰した目線で考えられるように日頃から注意する癖をつけていきましょう。
弊害として人間不信に陥ってしまうこともあるかもしれませんので、バランスよくこの考え方と付き合っていきたいところです。
まとめ
詐欺プロジェクトの見分け方について重要なポイントをいくつかご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
まだまだ気をつけなければいけない事は多いですが、詐欺プロジェクトではなくても計画が頓挫してしまうプロジェクトは数多く存在していることもまた事実です。
そのような中で少なくとも詐欺プロジェクトには引っかからないように防御力を高めていきましょう。
最後になりますが、人から聞く儲け話や投資話は100%詐欺です、断言します。(仮に詐欺でなかったとしても、そのような話が自分のところに来た段階で先行者利益はほとんど無くなっている。)
もしそのような話が自分のところに来たら、常に疑う心を持って、「なぜ自分のところにそんなに美味しい儲け話が来たんだろう?」と考えてみてください。
厄介なことに、親切心であなたにそのような話を持ちかけてくれている人も自分が勧めているのが詐欺プロジェクトだと気づいていないこともよくある話です。
そんな時には今まで勉強してきた知識を動員して冷静に対応していくようにしましょう。